届いていますか 届いてるよ

えいとぶいすま。ジャニーズが好き

今更私の俺節


ぷるんです。



先日部屋の雑誌棚をゴソゴソしておりましたら俺節のパンフレットからレポート用紙がはみ出てるのを発見しました。

…なにこれ?



まっっったく記憶になかったのですがどうやら観劇した日の夜に感想を書き殴ってたみたいで、読んだら俺節熱がガッと再加熱したのでなんとなく今更ながら俺節を振り返ってみたいと思います。






そもそもファンクラブに入った時には俺節の抽選は終了してしまっていたので死に物狂いで一般にかけているとなんと繋がりました。
一般において執念と怨念はたまに通じ(るはずと信じて)ます!!!イフオア当日券がんばろ!!!!


そんなこんなであっという間に来てしまった当日。
その日の学校はもう校則なんて気にしてる暇なく(完全にアウト)顔面を作り込んで赤坂ACTシアターへと光の速さで向かいました。

入場列かと思ってしばらく並んでた列が実はBLITZの方でやってた地下アイドルのライブ列だったということに気づいてダッシュで駆け上がるなどアクシデントはありつつも無事入場することができました。



ここからはもう正直ドキドキしすぎて若干記憶が飛んでたりするのですが、フッと暗くなった会場、と猛吹雪のプロジェクションマッピング。二階席から双眼鏡を覗くと………

あっ!!!いる!!!いるーー!!!!!!


けどここでハッとさせられたのは舞台の上いたのは違う人だったってこと、
"安田章大"はもうそこにいなくて。青森のあまり裕福でない高校生、海鹿耕治がそこにはいました。



…あとはレポート用紙に書いてあったり今も印象に残っていることをいくつか。(だいたい「お顔が可愛い」だったりする)


・スラスラ津軽弁を操る安田くん

…さっきそこにはコンズィがいたって書いたばっかりでこんなこと書き出すのはちょっとバカがバレるのですが、終わった後でふと思ったんです。"この人津軽弁で生きて来たわけじゃない"って。
しかも休演日には色んなところまで飛んでジャニ勉やクロニクルの収録。
掠れた声の彼から発せられる関西弁に違和感を感じて、本当に短い間でよくあそこまで習得できたなと思いました。


テレサとコージが可愛すぎる

レポート用紙、読んだけどだいたいこれ。

たとえば1幕の、テレサの店の裏へやって来てコージがテレサに"北国の春"を教えるシーン。
「ふるさとがかえろかな〜…」「ふるさとが、じゃなくてへ、だべ!!」みたいなセリフがキャッキャウフフしてて本当に可愛かった。

あとは付き合った後の2幕。オキナワと3人で2本のビールをどう分けるか、みたいなシーン。「おらたちは2人で一本〜♡」って言ってオキナワを呆れさせるバカップルっぷりが可愛い可愛い可愛い可愛い。()


・演歌

やばい、これ最初に書くべきだった?
お話の途中途中で、レベルの高すぎる演歌をたくさん聴かせてもらいました。
北国の春が劇中で何度も登場した大事な歌だったり、ポピュラーな演歌も多々登場した中で1番印象に残っているのが1幕終わりの「命くれない」。

みれん横丁の仲間やストリッパーのみなさんの協力でなんとかテレサと結ばれることができたコージが、みんなと歌う演歌なのですが…これがすごかった。コージの目、が。

ここでまた安田章大的表現を使って申し訳ないのですが(誰に)言うなれば象の例のパート並みの目でした。やばい血が騒いでる目。
そんな熱量のこもった歌でゆっくりと閉じた幕と、会場のまだ火照ったような雰囲気が忘れられません。




あと、2幕ラストあたりの星影のワルツ(だったかなぁ…情報がパンフしかなくて曖昧)も印象が強いです。ていうのも大好きなシーンがあったから。

アイドルのファンにブーイングを食らって、おどおどボソボソと歌を披露したコージ。
曲が終わって、オキナワが登場。オキナワに勇気付けられるも未だオドオドするコージの元に、なんとテレサの声が聞こえた…というシーン。


テレサに喝を入れられたコージがテレサと共鳴して、「あーーーーーーー!!!」「あーーーーーーー!!!」って全力で叫んで、それからテレサに「その声で!!もう一回歌って!!サンハイッ!!!!」

と言われたあとにあとに歌い出したコージの声がマジでやばかった

2幕後半は切ないシーンが多く、あまり魂のこもったコージの歌は聞けなかったぶん鳥肌が立ちました。このシーン、1番好きだったかも。



それともう一つ!これも2幕ラストで歌われる「俺節」。
ザーザー振りのステージ上で熱唱するその姿は、魂の奥底から叫ぶようでした。

そして私が見に行った6月8日夜公演は、アクシデントでなんとマイクが水没してしまったようです。
マイクにあまり音が拾われず、強い雨音に負けないように歌う声。最後の方はほぼ地声。それでも会場中に響き渡るぐらい力強い歌声に、熱い魂を感じました。(なんならこういう演出なのかと思ったぐらい)



あぁ、なんかこのシーン思い出すだけで熱出てきそう………



俺節歌唱シーン

大人に若手五人組アイドルグループ、ギャラプラ(?だっけ?)の前座で歌うコージに対してひどいブーイングや缶を投げつけるなどの行為をするそのファン。
そのシーンを見てなんとなく、何故だか申し訳なくなってしまった私。
私は決して自分の応援する人以外の歌手をぞんざいに扱わないし、これからもずっとそんなことはしたくないと思うけれど。
……実際こういうファンもいるんだよなぁ。なんだかわからないけれど申し訳なくなりました。



・海外の映画のような終わり方

私みたいなお子ちゃまにとって分かりやすいハッピーエンドがもしあるのだとしたら、テレサと結ばれ直して、オキナワとデビューもできて、、、っていうものだと思うけど、この世界ではそう簡単にハッピーエンドは訪れたりしません。

テレサは結局故郷へ強制送還されてしまった上、せっかくのデビューも今のままでは恐らく難しい。
……しかしみれん横丁へ帰ってきた"スター"、オキナワとコージを迎えた住民たちの目は最高に輝いていて、それを褒められたコージとオキナワは照れながらも嬉しそう。


明確なこれからの彼らのことは分からないけど、見た人それぞれの心の中にそれぞれの続きがあっていいんじゃないかな、と思います。





こんな感じかな〜〜〜〜〜〜アツいぜ、俺節………!!!!

最後にどうでもいいことを付け足すと、髪の毛が長めの役だったコージ君はとってもとっても可愛らしい見た目だったため、遠目で見て「かわい…!!!誰あの女の子!」と思って双眼鏡を構えてみたら自担だったということが何回かありました。ほんとに可愛かったんだよ。


あと懸念していた未成年1人で見るラブシーン。ちゅーがなかなか刺激的でしたがあのシーンもすごくいいシーンでした……プロジェクションマッピングが怖かったです。






もっっとどうでもいい話。高校を卒業して1990年に上京してきたコージは何年生まれなのか考えたところ、1972年生まれでした。
1972年生まれと聞いてだいたいパッと浮かぶ人が3人います(木中長)、、、

だからなんだって感じですけど、今もしコージが実在していたらだいたいあれぐらいの歳なんだなぁ、なんてぼんやり考えてみたりして。これはほんとに舞台となんの関係もないです(笑)気づいてホェェってなっただけです←





なんだか色々と揉めたりもしたようですが、どれもきっとみんな俺節という作品が好きだからこその行動や発言だったのだと思います。

ありがとう俺節!!!

俺節カンパニーは最高だ〜〜〜〜〜〜!!!!